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クリスマス 1994年11月2日 作詞:YUKI 作曲:恩田快人 JUDY AND MARYの5枚目のシングル『Cheese "PIZZA"/クリスマス』に収録。 「目が覚めるまでそばにいて・・・・」ですってよ。おくさん(誰)かわいらしい歌詞に、ポップな曲調が女の子らしい一曲。しかし、日本普通の家庭には、暖炉と大きな犬はありませぬ・・・そこも含めでサンタにお願い(?) ↓クリスマス が入る方のJUDY AND MARYのベスト盤 The Great Escape ディスク:1 1. Over Drive 2. ラッキープール 3. クラシック 4. motto[ ] 5. くじら12号 6. KYOTO 7. 夕暮れ 8. RADIO 9. Hello!Orange Sunshine 10. 手紙をかくよ 11. イロトリドリ ノ セカイ 12. Cheese{PIZZA} 13. ラブリーベイベー 14. おめでとう 15. ステレオ全開 ディスク:2 1. そばかす 2. 小さな頃から 3. 散歩道 4. LOVER SOUL 5. BLUE TEARS 6. ジーザス!ジーザス! 7. クリスマス 8. ドキドキ 9. BATHROOM 10. 風に吹かれて 11. DAYDREAM 12. あたしをみつけて 13. 自転車 14. Brand New Wave Upper Ground 15. エゴイスト…? 【オススメ度】 ★★★★☆ [N]
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ハルヒ「今日は楽しかったわね~!これで冬の定番を一つクリアしたわ!」 長門「…」 ハルヒ「みくるちゃんのサンタ姿も似合ってたし言うことないわ! 思わず抱きしめてしまったわよ!お正月はやっぱり振り袖かしらね…着付けが楽しみだわ…v」 長門「………ヒ…」 ハルヒ「あれも重要なイベントだもんね!重要な萌えシチュエーションの一つよ! 他人に服を着せられながら恥じらう姿はまさに萌え!みくるちゃんならこの大役をこ」 長門「……ルヒ…」 ハルヒ「なせると信じているわ!何たってこのあたしが見込んだんだからね! お正月の次はどうしようかしら…節分でラm」 長門「ハルヒ」 ハルヒ「な、なに?いきなりどうしたの?」 長門「『クリスマスとは恋愛関係のさらなる進展が大いに期待できる日であり、 それは接触を平時よりも増やすなど当人等の努力によって得ることができる。 特に、既に恋人を有する者はこの日を大いに活用すべきであり、その遂行を怠る事は 実に愚かな反動的行為としか言いようがない』・・・と、この本には書いてある。」 長門「あなたは私という個体を恋人に持ちながら接触を増やさず、朝比奈みくるばかりに気を廻していた。 これはクリスマスの定番と、その暗黙の内に存在する約束事を無視し反故にする行為。」 ハルヒ「ゆ、有希…?」 長門「・・・だから・・・」 ハルヒ「えっ、ちょ、まっt」 長門「ペナルティ」
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このページはこちらに移転しました クリスマス 作詞/にんぢん 作曲/柊うぃりー 雪が降る 綺麗な夜に降り積もる 空には雲と明るい月が 二人で聖夜を祝ってるの 大切な人と過ごせたクリスマス 今では既に過ごせなくなり 僕の心に剣を突き立てる 大事な人に火を灯す さよならは言えないだけで苦しくて ありがとは口が裂けても言えなくて 心の底は醜いようで 表面だけはスケートリンク 心の底はちっぽけな物 表面だけは幸せで さよならは言えないだけで苦しくて ありがとは口が裂けても言えなくて それでも今なら言える気がする ありがとそしてさようなら 音源 クリスマス
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クリスマス 本来は史書に残っていないはずの行事。 旧時代に実在したとされる聖者イエス=キリストの 生誕の日を祝うという祝日。 メガ・メテオの破片墜落による滅亡の危機を乗り越え、 ありとあらゆる宗教の完全消滅という大変革がもたらされた 惑星アースにおいて、これに関する者が残っているはずは無い。 しかし、これにまつわる誰かの日記のような物を、 稀に誰かが見つけてしまう事がある。 フィニー=レイクリッターもそんな中の一人で、 クリスマスの正確な意味も知らず、 『いい子にしているとプレゼントをもらえる日』と 勘違いしたまま、勇者軍を巻き込んでしまう。 そういったフィニーや勇者軍の一連の行動や、 プレゼントを受け取る側の子供の反応は、 クリスマスの正確な意味を知る由も無い 現代日本の縮図のようであり、風刺的であるとも解釈可能である。
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【精一杯】フレプリで競作はどうでしょう【頑張るわ!】 お題は以下の通りです。 1、アカルンを使う 2、せつなを出来ればメインに(100%じゃなくても可) 3、クリスマスネタを踏まえる この流れで生まれた分岐的お話も含まれてます。 レス番号 作品名 作者 補足 競-2 【せっちゃん無双~悪戯天使】 競-2 魅惑の核弾頭少女せつな。3人に次々と手が伸びて。想いと思い出を―――――胸に 競-4 【幸せのもと~銀色の贈り物~】 恵千果◆EeRc0idolE せつなが出来る事。それは幸せの証をあなたへ…届ける事。 競-9 「First Christmas」 ◆BVjx9JFTno 初めてのクリスマス。大切な人への贈り物と、大切な人と過ごす時間。 競-26 【隠した秘密 あばきだす指】 恵千果◆EeRc0idolE 18禁 わたしのお願い、ちゃんと守ってくれたのね。ほんとにHな美希トナカイさんっ。 競-31 【「幸せ」を運べるように】 遊◆0LbB6EOWl. ラブ美希、せつブキ視点のA2カレンダーから発展したお話。せつなのサンタさんは果たして… 競-51 「おすそ分け」 ◆BVjx9JFTno 歌に込められた意味。感じた想いと、伝えたい想い。東せつなのクリスマスとは。 競-64 【眠れない】 遊◆0LbB6EOWl. 眠れないラブとブッキー。美希の魅力とせつなの温もりに果たして二人の理性は!? 競-76 「クリスマスに雪は降るの?」 ◆lg0Ts41PPY せつなにとって初めてのクリスマスは???だらけ。そんな中で彼女にちょっとした閃きが… 競-104 【せっちゃん無双~悪戯天使】 競-104 クリスマスパーティー。それはせつなにとって甘味な行事のはずだった。けれど、あゆみの、ラブの言葉が彼女を…。そして繋がるみんなの〝世界〟 競-111 『始まりはいつも突然に』 十和◆tb5qVrAOS. 今宵も繰り広げられる戦い。それは時と場所も選ばず。超大作序章ここに 競-125 「雨のち紙テープ」 ◆BVjx9JFTno 特別な日すら仕事になった美希への、クリスマスプレゼント。クローバーはいつも…一緒。 競-137 【桃色天使は小悪魔だった~バスルームの誘惑~】 恵千果◆EeRc0idolE 18禁 クリスマスパーティーも無事に終わり…のはずだった。アタシはラブの笑顔と突拍子も無い発言に思わず――― 競-153 「山のあなた」 SABI 継続型SS「Je te veux」の後日談的お話をクリスマスにお届け。せつなの幸せはすぐ傍にあって。 競-163 【もう一度奇跡を~せつなからの贈り物】 競-163 映画ネタがかなり含まれています。せつなとパッションが心ときめいた〝あの人〟に会いたくて 競-165 『真っ赤なハートのスペシャルゲスト!』 十和◆tb5qVrAOS. 主役はもちろん…。って何やってんの!?おまけにあゆみさんは普通に…。緊張感のあるドタバタ劇を。 競-185 煌く夜に、恋人達は 一路◆51rtpjrRzY 光り輝くイブの夜、家族と、そして恋人と過ごすせつなの胸中は……。そしてラブとのキスは? 競-204 『聖夜に響け 幸せのリズム』前篇 生駒◆ZU7CldKWo2 完璧少女な美希が、普段見られない姿で悪戦苦闘。その訳とは?そして、せつなは何思う… 競-212 「特別な夜だから」 ◆lg0Ts41PPY 18禁 恵千果さんの作品とコラボ。こちらでも〝甘い〟情事が展開されつつあって。 競-220 『聖夜に響け 幸せのリズム』後篇 生駒◆ZU7CldKWo2 美希の優しいハートに応えるせつな。本当に純粋で、みんなの夢を叶えようと〝あの人〟と共に今 競-246 「明日へと繋ぐ力」 SABI せつなからの贈り物を早速使う事に。祈里視点で描く彼女ならではの物語を。〝声〟届いてますか? 競-253 『ティータイムは秘密がいっぱい!?』 十和◆tb5qVrAOS. あゆみさん祭りwそして下される〝最下位〟にあの人ガックシ.....さらにはとんでもない肩書きにあの人もガックシw 競-266 『ピンクのハートは鮮血のしるし?』 十和◆tb5qVrAOS. 怒涛のキュアパッション待機!ひたすら待たされるのもあれなんで、いろいろと動き出しますが果たして・・・。 競-278 『紡いだ絆と偽りの言葉』 十和◆tb5qVrAOS. せっちゃんと言えばコロッケ。たっぷり作る姿を堪能しつつ、話は〝お母さん〟について。自慢出来る人とは… 競-292 『懲りない奴等とクリスマスケーキ』 十和◆tb5qVrAOS. 本当に懲りない面々。そりゃFUKO集めが本業ですけどね。明らかにタイミングは最悪すぎ! 競-305 『集う四つ葉と大団円』 十和◆tb5qVrAOS. プリキュアVSラビリンス勢。キレた彼女たちはハンパねぇ!と、戦闘中ですがピーチはパッションに〝アレ〟やっちゃいます 競-321 『彼女の涙と彼らの聖夜』 十和◆tb5qVrAOS. ウエスターのバカ!何やってんの!!ほら泣いちゃったじゃんか…。その姿に彼らは何かに気付く。 競-330 『世界で一番今日を輝く日にしたいから』 十和◆tb5qVrAOS. もう戻れないの?待ち焦がれる元の姿。一人じゃ何も出来ないけど、みんなと一緒なら奇跡は起こる!超大作ここに完結。 競-職人 読んでくれた同志たちへ 職人各位より 親愛なる職人たちから、同志たちへのメッセージ。競作を読んだ後にどうぞ!
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外伝 ジョジョの奇妙なクリスマス 12月24日、俺はハルヒや徐倫達とのクリスマスパーティーを終え、家の布団にくるまっていた。 うとうとしながらもなぜか寝付けず、12時直前の事だ。2階の俺の部屋の窓を誰かが叩いた。 「……誰だ………」 「おい、キョン。とっととこれに着替えろ。時間がねーんだ」 そう言った誰かは俺に赤い服を渡した……ってこれサンタの服じゃねーか!そう言おうと見上げると、 「徐倫!?」 しかもサンタの姿だ。朝比奈さんが着ていたようなミニスカではなく、伝統的なズボンのサンタ姿だ。 「な……なんでそんな格好………」 「つべこべ言わずにさっさと着替えろォォォォォォォ!」 「は……はいーーーーーッ!」 10分後、俺達はトナカイに引かれた空飛ぶそりに乗っていた。 「サンタってなんで始まったか知ってるか?」 当たり前だ。聖ニコラスが貧しい人達にプレゼントを配ったのが始まりだろ? 「正解だ……1か所だけ間違いだが」 「何処がだ?」 「聖ニコラスはスタンド使いだったんだよ」 ……………は? 「よく考えてもみろ、いくら聖人だからって家に忍び込んで配れるわけねーだろ」 まともな奴には無理だろーな。 「聖ニコラスのスタンドがどんなだったかは分からない……何度か遺体を調べようって話にはなったけどな」 遺体なんて残ってんのか? 「イタリアのバリにある。今でも安置されてるはずだ」 「ふーん……で、なんで徐倫がサンタの格好してんだ?」 「お前馬鹿だろ……いくらスタンド使いでも一人でカバーできる範囲はたかがしれている。聖ニコラスは仲間を集めたんだ」 「なるほど」 「その仲間達が次の世代のスタンド使い達に伝えてさらにその世代が次の世代に伝えて……って続いてきた伝統なんだよ」 信じがたい話だが、嘘とも思えない。……まあ宇宙人に超能力者、未来人までいるんだ……サンタがいてもおかしくはない。 「なあ……じゃあ今日はアナスイとかも………」 『ヘイッ!キョンじゃあねえか!懐かしーな……元気してたか?』 エルメェス!? 『エルメェスはアメリカ担当じゃなかったの?』 『幸い代わりの人が見つかってよ~~ここらへんに空きができたって聞いたから無理して変わってもらったんだよ!』 二人が会話で盛り上がる。……話すんなら日本語にしてくれ。英語は分かんねーんだよ。と、その時、 「徐倫~~~~~~~ッ!」 こっちに猛スピードでそりが走ってきた。徐倫のそりの側に来た瞬間、 ゲシッ 徐倫のトナカイが鈍い音と共にそりに乗った男を蹴った。 「ちくしょ……俺最近こんなんばっか………え?もしかして俺の出番これだけ?……………ちくしょーーーーーーーーッ!」 一台のそりが街のはずれの雑木林に落ちるのと同時に2台のそりがこちらにやってきた。 『さっきのそりはなんだ?』 ウェザーさんだ。 『気にすんな』 「……お前達、おしゃべりはそこらへんだ。急がないと間に合わないぞ」 承太郎先生が言う。 「……そうだな。そろそろプレゼント配りに行かねーと」 『んじゃ、また後でなッ!』 エルメェスの声が合図になり、4台のそりは別の方向に向かう。 「なあ……徐倫………」 「なんだ?」 「最初は何処だ?」 「みくるの家だな」 そうか……朝比奈さんの家か………ってハア? 朝比奈さんの家は長門とはまた別の高級マンションだった。 「なあ徐倫………」 「なんだ?」 今俺達は扉の前にいる。 「どうやって朝比奈さんの家に入るんだ?合鍵でもあんのか?」 「無い」 「じゃあ窓から不法侵入か?」 「いや……ピッキングだ。あたしのストーンフリーならそれができる」 そう言って徐倫は鍵穴の前に座る。 「……もしかしてみんなスタンドで鍵をこじあけてプレゼント配ってんのか?」 「方法は人によって違うけどな……開いたぞ」 靴を脱いで忍び足で朝比奈さんの寝室を目指す。朝比奈さんの家は女の子らしいファンシーな小物やカーテンで溢れかえっていた。 「盗んだら犯罪だぞ」 ………残念だ。 朝比奈さんはベッドでスヤスヤと眠っていた。実にかわいらしい。天使のようだ。 「あんま騒ぐな。起きられたら厄介だ」 ところで……朝比奈さんはどんなプレゼントを欲しがってんだ? 「あーー……ちょっと待てよ……」 そういうと徐倫は持ってきたゴミ袋ぐらいの大きさの白い袋に手を入れる。 「ここらへんに……あれ?おかしいな?どこ行った?」 そういうと徐倫は今度は顔から上半身をまるごと袋に突っ込んだ。……嘘だろ?どう見たってそんな大きさに見えない。 「お……あったあった………」 そう言いながら徐倫は高級そうなお茶とお茶入れを取り出した。 「朝比奈さんらしいな」 「だろ?」 カメラがあったら撮りまくっているであろう朝比奈さんの寝顔と名残惜しく別れを告げると俺達は次の家を目指した。 「で……何処だ?」 「古泉だ」 古泉の家は何処にでもありそうな一戸建ての家だった。……少し高そうな所を見ると古泉の家はそれなりに上流なようだ。 「んじゃいくぞ」 ピッキングを終えた徐倫にせかされ家の中へと入る。中はよく片付けられて小綺麗な印象を受ける。 家具や調度品もなかなか高級だ。いかにも古泉らしく、無性に腹が立ってくる。 「古泉の部屋は2階だ。いくぞ」 古泉の部屋はまるで何処かのビジネスマンかと思うような部屋だった。でかい机と椅子、そしてフロイト大先生やフェルマー大先生等の頭の痛くなりそうな学術書ばかりの本棚があり、部屋の隅のベッドで古泉は寝ていた。 「寝顔は見ねーのか?」 どうせいつものにやけ面浮かべてるだけだろ。 「ご明察」 「古泉には何をプレゼントするんだ?」 「本だ。心理学のとびきり難しいやつをな……読むか?」 「遠慮しとくぜ」 んなもん読んだら頭が痛くなりそうだ。俺の頭はそこまでハイスペックじゃないのさ。 「懸命だな」 「次は何処だ?」 「普通の家だ……もしかして有希かハルヒの家を期待したのか?」 「そんなんじゃねーよ」 幾つもの家を配り終え、夜明けも迫ってきた頃、俺達のプレゼントは残り二つとなっていた。 「次は何処だ?」 「お待ちかねの有希の家だぜ」 ……なんでお待ちかねなんだよ。 「別に……最近お前有希ばっか見てるしな」 「そんなんじゃねーよ」 徐倫は面白がるような顔を浮かべる。 「分かってるって……まああたしは案外お前と有希はお似合いの気がするがな」 ……どういう意味だよ。 「深い意味はねーよ……やっぱハルヒの方が好みか?」 「いきなり何を言い出すんだ」 俺の言葉を聞いて袋を覗いていた徐倫は顔をあげ、少し真面目な顔をする。 「ま、よく考えときなさい」 長門の家にたどり着き、鍵を開けて上がる。しかし最近はよく長門の家に来るな。そう思いながらリビングに入ると、 「……………」 長門が沈黙と共にいた。おい、見られたけどいいのか? 「普通ならぶん殴って記憶を奪っておくとこだが……有希なら別にいいだろ」 「………用事は?」 「有希、サンタクロースって知ってるか?」 「知っている」 「なら話が早い……サンタからのプレゼントだ」 「……………」 長門は少し戸惑い、まるで自分に受け取る資格は無いとでも言いたげな視線を向けてきた……気がした。 無表情なのは相変わらずなのでよく分からん。徐倫も俺と同じ事を思ったのか、 「遠慮しなくてもいいぜ。サンタさんはプレゼントを渡すのが仕事だしな」 「………しかし………」 「クリスマスってよ~~日本じゃXmasって略して英語だと思ってる奴が多いがよ~~ それはギリシャ語で英語じゃねえんだよ!なんで英語でChristmasって書かねえんだ!クソックソッムカつくぜ~~~~」 「……………」 「……………」 徐倫としてはかたくなに拒む長門を和らげようと放った渾身のギャグのようだが……… 「あー……悪い……今のは忘れてくれ………か、代わりにピザの歌でも歌うから!ピザ・モッツアレラ ピザ・モッツアレラ………悪い………」 「いい。受け取る」 確かにこれ以上滑るギャグを言わせるわけにはいかないだろう。……しかし徐倫にこんなにもギャグのセンスがなかったとはな。俺のトナカイの一発ギャグの時苦笑いせずに同情するような目だったのはこのせいか? 長門に分厚い本を何冊も渡した後、俺達は最後の家へと向かっていた。 「なあ……何処なんだ?最後の家は?」 「着いてからの楽しみだ」 「まさか……ハルヒ……なわけないよな……無い無いそれは無い………無いよね?無いって言ってくれ………なあ………ほんとに違うよね?」 「……………」 これは確定だな………。 俺達の最後の家は案の定ハルヒの家だった。ハルヒの家は俺の家と同じくらいの大きさの普通の家だった。 「なあ……住所は何処なんだ?」 「残念ながら教えちゃいけない決まりだ。鍵開いたぜ……いくぞ」 そして玄関から忍び込み、リビングの横を通ろうとした瞬間、 「待て……リビングに誰かいる」 なんだと?誰か家族が起きてたのか? 「あたしが見てくる……ここで待ってろ」 徐倫はそう言うとリビングに音をたてずに忍び込む。するとすぐに、 「寝ている……入っても大丈夫だ」 その返事を聞いた俺はリビングへと向かう。するとそこには机に突っ伏して寝ている見慣れた奴がいた。 「………ハルヒ?」 「どうもサンタを捕まえようとしてたみてーだな……見ろよ」 徐倫が指差した部屋の隅には網にロープ、はては何処から手に入れたのか、ネズミ挟みまであった。 「サンタを待ってて疲れて寝たのか………」 「ハルヒらしいな」 「で……どうすんだ?」 「ま……プレゼント渡して帰るぜ……と言いたいが………」 徐倫が上司から無茶な命令をされて参った会社員のような顔をうかべる。 「ハルヒがよ……サンタに手紙を出してたんだ」 ああ……フィンランドだかアイスランドにあるサンタ協会とかいう場所か。 「グリーンランドだ……んでその手紙の内容なんだが………」 そう言った徐倫は一枚の手紙を俺に見せる。 『サンタに会わせなさい!』 そうハルヒが書きなぐった文字があった。 「……どうすんだ?」 「ま……こういうのは無視するのが普通なんだが………」 徐倫は言葉を一旦切り、肩をすくめる。 「相手はハルヒだしな、出血大サービスだ……写真撮るぞキョン」 なんでだ? 「今のあたし達がサンタなんだぜ?ほら早くハルヒの横にいけ……タイマー入れたぞ」 徐倫は袋の中から三脚とカメラを取り出し組み立てていた。 「その袋……どんだけ入るんだ?」 「サンタの袋だからな、特別なんだよ」 そしてセットを終え、タイマーを入れた徐倫はハルヒを挟んで俺の反対側に立つ。その瞬間、カメラがフラッシュをたいた。その強烈な光に俺は目を閉じ……… 「……ハルヒが起きたらどうすんだッ!」 その叫び声と同時に俺は布団から飛び起きていた。………あれ?さっきまで俺は徐倫といたはずじゃ………まさか……夢……だったのか?その瞬間、俺の携帯が鳴る。 「ちょっと!これどういう冗談よ!」 こんな朝っぱらから電話をかけてくるのは常識の無い奴のする事だ。そしてそんな事をするのは俺の周りでは一人だけだ。 「……なんだ、ハルヒ」 「あたし昨日はサンタを捕まえようとリビングで張り込みしてたのよ。そしたら寝ちゃって……で、起きたら写真があったのよ!」 まさか……その写真って………。 「でもいつ撮ったのよこんな写真……あんたと徐倫がリビングで寝てるあたしの横でサンタの服着て立ってる写真なんて…… そもそもキョンあたしの家来た事無いでしょ?」 確かにそうだ……が、昨日の出来事を言うわけにはいかない。 「……合成じゃねーのか?」 「うーん……まあそうなんだろうけどね………だけどねキョン」 ハルヒの声のトーンが少し落ちる。……ヤバい……… 「こんなくだらない事であたしを驚かせようなんて1億光年早いのよ!」 こいつはいつになったら光年が距離だと理解するのだろうか。 「聞いてるの!?バカキョン!いい、あんたには罰としてSOS団員全員にお年玉を払ってもらうからね!」 後日、俺は徐倫やウェザーさん、アナスイを問い詰めてみたが3人とも夢を見たんだろうとあしらわれてしまった。 ……けどな、俺は今でもあれは夢じゃないって信じている。だって宇宙人に未来人に超能力者がこの世にいるんだ。サンタがいてもおかしくないし、いてくれた方が楽しいに決ってんだろ? なあ、あんたはどう思う? ジョジョの奇妙なクリスマス 完
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はじめに ここは2ちゃんねるバイク板「関西クリスマスツーリング」スレのまとめWikiです。 参加される方はまず参加者の方へをご覧下さい。 あくまで「たまたま同じ日の同じ時間に同じ格好の人間が同じルートを同じペースで走るだけ」です。 困った時はお互い様ですが、バイクは基本的に自己責任の乗り物と言うことを忘れずに。 注:本行事、画像、動画などのあらゆる商用利用はお断りします。 16年スレ 【そいやっ】クリスマスツーリング2016 in 大阪【せいやっ】 15年スレ 【そいやっ】クリスマスツーリング2015 in 大阪【せいやっ】 14年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2014 in 大阪【そいやっ】 過去ログ(予定) 13年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2013 in 大阪【そいやっ】 過去ログ(予定) 12年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2012 in 大阪【そいやっ】 過去ログ 11年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2011 in 大阪【そいやっ】 過去ログ 10年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2010 in 大阪【そいやっ】 過去ログ 09年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2009 in 大阪【そいやっ】 過去ログ 08年スレ 【せいやっ】クリスマスツーリング2008 in 大阪【そいやっ】 過去ログ 07年スレ 【うほっ】関西クリスマスツーリング 2007【いい聖夜】 過去ログ 06年スレ クリスマスツーリング【in関西】 過去ログ 05年スレ 【今年も】クリスマスパレードin関西【やりまっせ】 過去ログ 04年スレ 【今年も】クリスマスパレードin関西【負けるな】 過去ログ 03年スレ 【聖者の】03’クリスマスパレード【行進】 過去ログ 【今年は】クリスマスパレードin大阪【負けるな】 過去ログ 02年スレ 【関西】お前らクリスマスパレードやるぞin大阪 過去ログ 参加者の方へ スタッフ概要 15 開催概要 14 開催概要 13 開催概要 13 参加表明スレ 12 開催概要 12 レポート 11 開催概要 11 レポート 10 開催概要 10 レポート 09 開催概要 09 レポート 08 開催概要 08 レポート 07 開催概要 07 レポート 04 レポート 09 傾向と対策 運営板
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クリスマス 日付 イベント 選択肢 体力 やる気 筋力 敏捷 技術 変化球 精神 野手コツ 投手コツ 備考 12月4週(練習後) クリスマス (彼女) (矢部 成功) ○ 体力最大値UP 矢部の評価UP (矢部 失敗) (ぼっち 成功) (ぼっち 失敗)
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今日は12月24日。 街はクリスマスカラーに染まり、いたる所がイルミネーションで色鮮やかに彩られ、カップル達が行き交っている。 今は昼過ぎだからあまり見えないが、夜になれば街は光に包まれるだろう・・・ と、楽しげな街の様子をお伝えしたわけだが、 今俺は冬だというのに汗が少しふき出るくらい走っている。 正直街のイルミネーションなんかをじっと見る余裕すらない。 なんでこんな急いでるかって? それはハルヒとの待ち合わせに遅れそうだからなのさ!! …って誰に話してんだ俺は? そんなことを考えてるうちに待ち合わせの噴水にたどりついた。 ハルヒはすでに来ていて、俺の姿をみるなり言った。 「どんだけ待たせんのよ、このバカキョン!!」 団長様はお怒りのようである。 『一応待ち合わせの2時には間に合ったのだが…』 と言おうとしたが、息が乱れていたため口にはしなかった。 それに、女性を待たせるというのは俺のポリシーに反するからな。 実際今までのデートで俺は一度もハルヒより遅く来たことはない。 ……そういえば知らない人もいるだろうから言っておこう。 俺とハルヒはある夏の日から付き合っているのだ。あの時の酔ったハルヒのかわいさと言ったら……(照) って、だから俺は誰に話かけてんだ……?。 とりあえず俺は謝った。 「すまなかった。」 するとハルヒは腰に手を当て、 「ふん、まぁいいわ!ただし今日はあたしの命令を4つきいてもらうわよ!」 「よ、4つ!?」 さすがに多くないか?シェンロンだって3つまでなんだぞ!? 「なによ?なんか文句あんの!?ほんとは10個にしようかと思ったのよ。そっちの方がよかったの!?」 「4つでお願いします」 俺は即答した。 「それぐらい当然よ!…まぁ今日は年に一度のクリスマスイブだし、言い争いしてる暇はないわ! 行くわよ!キョン!」 ハルヒが一方的に言ってるだけで争ってるわけじゃないと思うんだが…。 まぁ、ハルヒは余程この日を楽しみにしてたのだろう、ハルヒは今日最初の俺の大好きな笑顔を見せてくれた。 何日か前にハルヒから『デートのコースはあたしにまかせなさい!』 と言われていたので、しばらくはハルヒの行きたい店を回っていた。 楽しい時間は過ぎるのが速いもので外はもう暗くなり始めていた。 そういえばもう5時になるんだが、まだハルヒは一つも命令(お願いごと)をしてこない。 4つもあるんだから1つぐらいしてもいいころじゃないか? そう考えているとハルヒが急に立ち止まった。 「キョン!1つ目の命令をするわ!」 たった今まで考えていたのであまり驚かなかったが、なにを頼まれるかわからない、先の見えない不安に少し身構えて言った。 「な、なんだ?」 するとハルヒはカバンから袋を取り出した。 「これ、クリスマスプレゼントだから!受け取りなさい!」 …? 「それが1つ目の命令なのか?」 全然命令っぽくない、むしろうれしい行動だったので、俺は訊き返した。 「そ、そうよ!ゴチャゴチャ言ってないで早く中身をみなさい!」 「あ、ああ…」俺は言われるがままに、袋を開けてみると中にはマフラーが入っていた。 俺がマフラーであることを確認すると同時にハルヒが口を開いた。 「…ほんとは噴水の所で渡そうと思ったの。 でもあんたはもうマフラー巻いてたから渡せなかったのよ…。」 うつ向いて少し悲しそうに言うハルヒは正直めがっさかわいかった。 俺は自分の首に巻いてあったマフラーを取り去り、ハルヒにもらったマフラーを巻いた。 「どうだ?似合ってるか?」 ハルヒは顔を上げ、マフラーを巻いた俺を見た。 「あ、当たり前じゃない!あたしがわざわざキョンのために作ったのよ!似合わないはずがないわ!」 「え!?こ、これお前が作ったのか!?」 俺はてっきりどっかの売り物だと思っていたのだ。 俺が本気で間違えるほど、ハルヒのマフラーは丁寧な造りだった。 「そうよ!あまりに上手だから分からなかったでしょ?まぁ、あたしにかかればこれぐらいのは余裕で作れちゃうのよね!」 そう言ったハルヒの指には今まで気付かなかったが、何枚も絆創膏が張ってあった。 自分がマフラー作りに苦戦したことを知られたくないから強がったのだろう。 本当に照れ屋な奴だ。 …まぁそこがかわいいんだがな。 「ハルヒ」 「なによ……!?」 俺はハルヒを抱き締めた。 「…ありがとう。大切にするよ」 「あ、当たり前じゃない!汚したりなくしたりしたらただじゃ置かないわよ!」 ハルヒは顔を赤くして言った。 ハルヒみたいのをツンデレって言うんだろうな…。 しばらく抱き合った後、なごり惜しかったがハルヒの体を離し、 俺は最初に巻いてた方のマフラーをカバンにしまおうとしたが、 それはハルヒによって阻止された。 「貸しなさい!」 マフラーを掴むとハルヒは自分の首に巻いた。 「寒かったのか?言ってくれればいつでも貸してやったのに」 するとハルヒがまた顔を赤くして呟いた。 「……んたが……たから…くな……のよ」 俺が訊き返すとハルヒがさっきとは違い大声で叫んだ。 「あんたが離したから寒くなったのよ!!」 最初は大声に圧倒されて分からなかったが、意味をよく理解すると俺まで顔が赤くなってしまった。 ハルヒ萌え…… 俺は心の中で呟いた。 「おい、待てよ~」 俺がハルヒに萌えてる間に、怒ったように大股で歩いて行ってしまったハルヒに追い付き、それから食事へ向かった。 デートコースはハルヒが決めると言ったが、俺も男としてのプライドがあるので、食事をする店だけは俺が決めた。 某巨大掲示板の住人の意見も参考にして決めたから選択的には間違えてないはずだ。 本格的に混まないうちに食事を済ませようと時間を早めにしたんだが、それでもだいぶ混んでいた。 かなり念入りに調べた甲斐があって料理はかなり美味かった。 ハルヒも 「キョンにしてはいい店を選んだわね」 と言ってたからだいぶ満足したみたいだな。 ちなみにハルヒの二つ目の命令は『夕食を奢る』だったが、 元からそのつもりだったので大した影響はなかった。 食事のあとは腹ごなしのため、俺の家の近所の公園まで歩いて行った。 俺はそこでプレゼントを渡そうとしていた。 公園に着くとタイミングよく雪が降ってきた。 「ねぇ、キョン!雪よ、雪!ホワイトクリスマスってやつだわ!!」 とハルヒははしゃいでいた。 無邪気な子供みたいな笑顔もハルヒの魅力の一つだと思う。 それからベンチに座りしばらく学校のことやSOS団や今日のデートの話で盛り上がったが、少し間が空いたので、 俺はちょうどいいと思いプレゼントの話をきり出した。 「そうだ、ハルヒ。まだプレゼント渡してなかったな」 とカバンから小さな箱を取り出し、ハルヒに渡すと、 「開けてもいい?」 と嬉しそうな顔で聞いてきた。 「まぁ、月並みなものだけど見てくれ。」 「かわいい指輪……」 ハルヒが声を漏らした。 「どうだ?気に入ってくれたか?」 実際うれしそうなハルヒの顔を見ればわかるのだが、一応訊いてみた。 「うん!メチャメチャかわいい!ありがとね、キョン!」 顔を赤くして喜んでくれた。 「ちょっと貸してみろ」 と言いハルヒから指輪を受けとり、ハルヒの指にはめてやると、 「どう!?似合う!?」 マフラーをもらった時の俺と同じことを言った。 「あぁ、似合ってるぞ」 「あたしも大切にするからね!」 とびきりの笑顔で言ってもらえると贈った側としてもうれしい限りだ。 それからしばらくハルヒは指輪を眺めていたが突然訊いてきた。 「ねぇ?これ高かったんじゃない?」 「…確かに少し値段はしたけど、実は俺これ買うためにバイトしてたんだ」 少し考えたが正直に白状した。 そう、俺はハルヒに内緒でバイトをしていたんだ。 今日遅れたのもバイトが少し延びたからだった。 こんな漫画やドラマみたいなことをしちまう俺を笑うなら笑ってくれ。 俺はてっきりハルヒは驚くか笑ってくれると思っていた。 …しかしハルヒはうつ向いていた。 そして呟いた。 「……バカキョン……。さみしかったんだからね…」 「え?」 ハルヒの予想外の発言に俺が驚かされた。 「最近土日にデートに誘っても用事があるからって断るし、たまにSOS団も休むし……。」 ハルヒは小さな声で話し続けた。 「……寂しかったんだから……。一言くらい言ってくれてもよかったじゃない……。」 ハルヒは微かに涙混じりの声になっていた。 俺は震える小さな肩を抱き寄せた。 「ごめん。ハルヒがそんな気持ちだったなんて気付かなかったんだ…。」 ハルヒは抱き締められて一瞬ビクッっとしたが、俺の胸に顔をうずめた。 「グスッ……バカキョン。嫌われちゃったのかと思ったりもしたのよ……?」 もうハルヒは完全に泣いていた……。 ハルヒがそこまで不安になってたことに今更気付くなんて本当にバカだよ俺は。 自分という人間がここまで嫌いになったのは初めてだった。自己嫌悪で死にたくなった。 「ごめんなハルヒ……ごめんな……」 ただ謝り続けた。 だいぶ長い間謝る俺と泣くハルヒが続いた・・・。 あたりは雪がかなり積もっている。 何回目かわからない謝罪の言葉を言うと、ハルヒが口を開いた。 「…もう謝らないでいいよキョン。キョンはあたしのためにバイトしてくれたんだもん。ありがとう。 ちょっと会えないだけであたしも心配になり過ぎたのよ。こんなにキョンはあたしのこと思ってくれてるのに、 心のどこかでキョンを疑ってたんだわ…。」 ハルヒの声はどこまでも優しかった。 「いや、ハルヒは悪くないんだ! ハルヒのこと悲しませるなんて…」 言いかけた俺の口をハルヒのやわらかい唇がふさいだ。 唇を重ねるだけの軽いキスだったが俺を黙らせるには十分だった。 「そんなに自分が許せないって言うならあたしの3つ目の命令を訊きなさい!」 ハルヒはふっ切れたらしく、いつものハルヒの口調に戻っていた。 目の周りはいつもより赤かったがな。 俺はさっきのキスで頭が混乱していたため、ただ頷いた。 「これからはあたしとの時間を最優先しなさい!! 確かにプレゼントはうれしかったけど、あたしはあんたと同じ時、同じ場所で同じことするのがなによりの幸せなんだからね!」 ハルヒは医者にみせたら心配されるぐらい赤くなって言った。 俺はハルヒのセリフが頭からいつまでも離れないためボ―っとしていた。 反応がない俺を揺すりながら、ハルヒはやや怒りっぽく 「わ、わかったの!?わかんないの!?ちなみに団長の命令には逆らえないんだからね!」 と言った。 体を揺すられ正気に戻った俺は某フランスの英雄ではないが、口に出すより早くハルヒを抱き締め、命令を確かにきいたことを伝えた。 ハルヒがいつもの笑顔を俺に見せ、 「はい、じゃあこの話は終わりね!指輪ありがとね」 と言った。 ……公園を出た俺たちは俺の家に向けて歩いている。 気付くとあたり一面は雪で真っ白になっていた。 俺とハルヒは先程の公園のような雰囲気ではなく、いつも通りの楽しい会話が交されていた。 主題は明日行われるSOS団のクリスマスパーティーについてだ。 「みくるちゃんに調理を任せるのが不安でたまらないのはあたしだけかしら?」 「確かに朝比奈さんはちょっと抜けてるからな火事でも起こされたら大変だw」なんて会話をしていたら、 「キャア!」 ハルヒが滑って転びそうになった。とっさに俺は前に倒れるハルヒを 両手で掴んだ。 ムニュ …ムニュ?ハルヒを掴んだ両手にやわらかい感触がした。 …そう、俺はハルヒの胸を掴んでいたのだ。 「わあぁぁあ!!!す、すまん!!」 ハルヒを立たせると急いで手を離し、謝った。 鉄拳がくるのを覚悟し、目をつぶり攻撃に備えた。 ……がいっこうに鉄拳はおろか罵声すら飛んでこない。 恐る恐る目をあけると真っ赤な顔をしたハルヒが呼吸を乱し、 「あ、ありがとう。危なかったわ」 とだけ言った。 俺は不思議に思ったが、 「さあ行きましょ?」 とハルヒが言ったので、また歩きだした。 歩き始めてからしばらく俺は初めて触ったハルヒの胸の感触に興奮し、心臓が破裂しそうだった。 …そうハルヒはまだ大人への一歩を踏み出せずにいたんだ。 俺はこんな状態だし、ハルヒはハルヒで顔を赤くしたままであったため、しばらくは変な沈黙が続いたが、 気付けば、俺の心臓の鼓動も常人程度になり、ハルヒの赤い顔もほのかに桃色をおびる程になり、 また明日のパーティーの話などに戻っていた。 …… 家の前に到着し、 「寒いから早く部屋入ろうぜ?」と言うと、ハルヒは「うん…」 と呟き俺の後に続いて部屋に入った。 床に座るハルヒにテレビも見やすいしベッドに座ったらどうかと提案すると、 顔を赤くしながら 「そ、そうね。」 と返事をして俺の隣に座った。 さっきからハルヒの様子がおかしい気がするんだが大丈夫なのか? と心配になるのと同時に、4つ目の命令がまだ出てないのを思い出した。理由はわからないが何故か元気のないハルヒも気になるし、 偉そうに命令する明るいハルヒが見たくなり、俺は自分から命令を催促した。 …俺ってMなのか? 「なぁハルヒ?まだ4つ目の命令を聞いてないんだが、なにか無いのか?」 俺が言うや否やハルヒは 「う、あ、あの……えっと……」 急に挙動不振になりそわそわした後、またうつ向いてしまった。 再び沈黙・・・。 一体ハルヒはどうしたんだ?心配になるほど元気がない…。 もしかして雪のせいで風邪でもひいてしまったのか? 俺が訊こうとするとハルヒがとうとう話を切り出してきた。 「…4つ目は命令というかお願いなの…。 …でもその前に一つ訊いていい…?」 「な、なんだ?」 弱気なハルヒの発言に一瞬困惑した。 「…あたしって魅力ないの?」 「そ、そんなことない!ハルヒは笑顔だってかわいいし、実はやさしいし…」 俺は悲しげに質問するハルヒに即答した、『やさしい』の後にもまだまだ言うつもりだったが、 俺の口の動きは止まってしまった。 ……ハルヒの瞳からは大粒の涙が流れていた…。 俺はハルヒの泣いている理由がわからず、ただハルヒの瞳から流れる涙の軌跡を見ていた…。 何も言えない俺にハルヒが涙を止めることもせずに言った…。 「…ヒック…違うの…、そうじゃないの…。違うのよ…。」 俺は相変わらず何も言えないまま聞いていた。 「グスッ…さっきまでは忘れてたの…。いや、忘れようとしてたのよ…。でもキョンに胸を触られたとき思いだしちゃったの…。」 なにをだ?と聞きたかったが俺はさらに大粒の涙を流すハルヒを目の前にして、言葉を発することすらできない。 ハルヒは言った 「どうして…?どうしてなの?なんで同じベッドで寝てても何もしないの? なんで胸触ったらあんなに慌てて謝るのよ!?あたし達付き合ってるんだよ!?」 「…ハルヒ」 自然と声が漏れたが、段々ヒートアップしていったハルヒには聞こえてないだろう…。 「キョンがあたしを大事にしてくれてるのはわかってるし、うれしいの!!」 ここまで言うとハルヒは少しトーンを落とし続けた。 「…それでも……、だからこそ……、愛されてるって体でも感じたいの……。 キョンの愛を全身で感じたいよ……」 言い終わるとハルヒは泣き崩れた…。 ハルヒの悲痛な心の叫びが俺の弱虫な心に突き刺さった…。 「…ハルヒ」 俺はついに本音を話した、いや意識的な発言じゃない。自然と思ったことが言葉になる感じだった。 「違うんだハルヒ。俺は本当は優しくなんかないんだよ…。 確かに付き合いだしたころはお前を傷付けたくなくて、そういうことをしたくなっても我慢していたんだ。 でも途中からハルヒにそれをしたら嫌われるんじゃないかって怖くなったんだ。ハルヒと離れるのが怖くなっていったんだよ…。」 今度はハルヒが俺の話を聞いている。 「…途中から俺は自分を大切にしてたんだよ。だからハルヒの胸を触った時も、 知らず知らずに感情を押し殺してたんだ!」 俺の気持ちを聞いたハルヒは、 一度止まりかけた涙をまた流しながら抱きついてきた。 「…バカキョン!あたしがあんたのこと嫌いになるはずないじゃない!」 「ごめん。俺はお前を信じてやれなかったんだ…。」 「いいのよ。あたしだってあんたがバイトしてたとき信じてあげられなかったもん…」 気付けば俺の頬も濡れていた…。 「こんな弱い彼氏だけど好きでいてくれるのか?」 涙ぐんでいるためうまく話せなかったが、ハルヒには伝わったらしく、 「当たり前よ!それよりこんなワガママな彼女を好きでいてくれるの?」 「と、当然だろ!」 とだけ答えて俺はハルヒにキスをした。ハルヒも俺を受け入れた…。 今までで一番長く、一番深く、一番愛に溢れたキスだった・・・ 永遠にこの時が続けばいいのに… とか真剣に思っていたが、一生このままでいるわけにはいかず、 名残惜しかったがハルヒと唇を離した。 俺たちはおそらく世界中で一番赤い顔をしたカップルだろうな。 そして世界中で一番幸せだろう。間違いない。 俺とハルヒは随分長い間見つめ合っていた。 しかし本来ジッとしてるのが嫌いなハルヒがこの沈黙を破った。 「そ、それで4つ目のお願いなんだけど…」 俺は分かっていたがあえて言わずに、 「なんでも言ってみろよ」と笑いながら促した。 ハルヒは軽く俺を睨んでから、 「お、女の子に言わせる気なの!?」 しかしにやけながら俺は言ってやった。 「なんのことだ?言ってみろよ。団長の命令は絶対なんだろ?」 するとハルヒは顔を真っ赤にした。 …俺やっぱりSかもな? 「バ、バカキョン…///」 ハルヒは俺の胸に顔をうずめて恥ずかしそうに言った。 「キョンと……したい…」 俺はその言葉を聞き、どうしようもなくハルヒが愛しくなり、 ゆっくりと押し倒した…。 え?続き?それは教えられんな。 あんなかわいいハルヒは俺だけのものだからな。 ・・・終わり。 ~クリスマスイブ おまけ~ …午前8時30分 俺は目覚めた。ハルヒは昨日のアレが原因でまだ眠りについていた。 その……まぁ、俺もハルヒも初めてということもあり、昨日はエキサイトし過ぎたわけだ……。 服を着る体力も残ってなかったので、服もろくに着ずに寝てしまったため、俺とハルヒは生まれたままの姿で寝ているわけだ。 暖房はつけたままにしていたが、裸では寒いと思い俺は寝る直前にうすい毛布だけをハルヒと俺に掛けて寝た。 つまり今俺の目の前にはハルヒの顔があるわけだ。 体は毛布に隠れているから見えない。 まぁ俺は昨日この眼に焼き付けたからかまわない。 ハルヒの寝顔を見ていると昨日のことを思い出してしまい、一人で赤い顔をしていた。 自信を持って言える。端から見たら俺変質者だww なんて俺はバカなことを考えていた。 ……悪魔が近付いてきてることもしらずに……… そろそろハルヒを起こさないとな、今日はSOS団のパーティーもあるし、 いつまでも幸せの余韻に浸っていたいが、そうはいかないからな…。 「おいハル……」 ガチャ!バタン! 部屋の扉は開かれた…。 一人の小さな少女の手によって。 「キョン君朝だよ~~!!」 そう、俺の妹だ。 まずい!俺は気付いたときにはもう遅かった。 ハルヒは起きてしまった。 しかもドアが急に音に驚いて上半身を起こしてしまった。さすがハルヒ。実にいい反射神経だ。 ペラッ 毛布がハルヒの肩からずり落ちた…。 あらわになるハルヒの豊かな胸。 状況をまだ理解してないハルヒ。 必死に毛布でハルヒ胸を隠そうとする俺。 「あ~!!なんでハル二ャンはだかなの~!?」 状況を理解したハルヒが顔を赤くして胸を隠す。 と同時に言った。 「こ、これはね!宇宙人を呼ぶための儀式なのよ!」 ……ハルヒいくらなんでもその言い訳はないぞ…。 俺はそう思ったが俺の妹は想像以上に純粋らしく、 「え~!そうなの~!?」 と信じてる様子だった。 やった!誤魔化せた! 俺とハルヒは目で会話を交した。 「さぁ、ハルヒが着替えるから、わかったら出て…」 最後の『け』を言う前に妹が言った言葉に俺らは凍りついた。 「宇宙人を呼ぶのって気持ちいいんだね!初めて知ったよ~!」 無邪気な笑顔だった。 「な、なんのことだ?」 俺は凍った思考をなんとか解凍し、訪ねた。 「だって昨日キョン君とハル二ャン『ハルヒ気持ちいいか?』とか『キョンもっと!』 とか『気持ち良すぎて変になっちゃう!』とか言ってたもん!」 …そのあとは本当に大変だった。妹を部屋からなんとか追い出し、 はずかし過ぎてわんわん泣くハルヒを泣きやむまで抱き締めていた。唯一の救いが両親には聞かれてなかったことだ。 しかしうれしいこともあったんだぞ? 帰り際にハルヒが 「こ、今度はあたしの家でやりましょ////」 と言い、キスをしてくれた。 みんな!俺やっぱハルヒのこと大好きだよ!! …って誰に言ってんだ俺は・・・。 おわり ~おまけのおまけ~ 「なんで昨日あんな時間まで起きてたんだ?」 「サンタさんを待ってたの!」 ……かわいい奴だ。 「あ、なんかキョン君首の所に赤いのついてる~!」 …… 母「キョン!家の中ではマフラー外しなさい」 ありがとうハルヒ!お前のマフラーちゃんと使ってるよ!!
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店頭には、クリスマスケーキの予約受付のポスターを見かけるようになりましたね。 毎年、友達家族とクリスマス会をします。 お互いの子供たちにプレゼントを用意するんですが、我が家は女の子、友達は男の子の子供たちでクリスマスプレゼンとの選び方名に毎年、夫婦で迷っている。 野球をしているので、野球関連の物にしているんだけどね。。 それも、ワンパターンになってきているので、今年は違うものに・・・・・ 何がインだろう? 小さい時は、それなりにキャラクターもので良かったんだけど、中学生にもなるとさすがに・・・・ 洋服も好みがあるし、困る。 友達にそれとなく聞くのだけれど、子供は別に欲しいものがないという。。。。 参考にならない(;´д`)トホホ… 毎年、なぜかこの件で夫婦喧嘩をする。 旦那と私の選んだものが丸っきり違うから。 あくまでも、実用性のない受け狙いの旦那のプレゼントと実用性のある私のプレゼント。 だが、毎年私が折れるんだよね。 うん、だんだん旦那のうるささにうんざりして、勝手にせい!って。 まぁ、友達の子供も旦那の事好きだから員だけどね~ ことしは、旦那に丸投げしよう!